原潜アッシュビル、横須賀寄港


横須賀基地13号バースに接岸直後の原潜アッシュビル。オイルフェンスを曳いた小型作業ボートが原潜に向かっている


クレーン車がアームを伸ばして、原潜に電源ホースをつないだり、岸壁とのあいだにブリッジ渡す作業を始めた

グアムを母港とする4隻の原潜のうちの一隻、ロス級原潜アッシュビル(SSN 758)が、2月7日午前、横須賀基地に入港、13号バースに接岸した。

入港直後でまだ海面のバリケードも閉ざされないうちに、作業ボートがオイルフェンスを曳いて12号バース停泊中の空母の横を通り、原潜をフェンスで囲った。
13号バースでは、原子炉を止めた原潜に電力を供給するケーブルを原潜に接続する作業や、岸壁との間にブリッジを渡す作業のために、クレーン車が原潜に近づきアームを伸ばした。

アッシュビルは11月初めにグアムを出て西太平洋のパトロールに入った。佐世保には12月に沖合一時寄港と接岸寄港を行った後、再び1月に9日間佐世保に寄港している。
今回の任務航海で、横須賀に寄港するのは初めてだ。

同じグアムを母港とする潜水艦母艦エモリーSランドは4日前に横須賀を出港している。グアムやパラオでエモリーSランドに接舷して修理を受けたりするアッシュビルだが、今回はすれ違いの形と なった。

(RIMPEACE編集部 頼 和太郎)(20.2.7 頼 撮影)


2020-2-7|HOME|